2012年6月24日日曜日

『ドラゴン・タトゥーの女』リズベット風Mac設定

ドラゴン・タトゥーの女は、映画館で見たのだが、
主人公の女性リズベットのMacBookPro 15inchの画面設定が黒を基調として、
かなりオシャレだったので、正直ストーリーやXXシーン以上に気になっていた。

で、リズベットMBPは具体的にどのような設定になっていたのか知りたくて、
過去に何度かググってみたのだが、
残念ながら、どのブログにも書かれていないので、
今回、iPadからiTunesで映画を購入のうえ、
じっくりリズベットMacを隅々まで見てみることに。

以下、時系列で気になったリズベットMBP登場シーンをメモ。
(一応ネタバレなし)

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00:09:16頃
    リズベットMacBookPro初登場。
    FireFoxを使って色々調べものしている。検索エンジンはGoogle。
    デスクトップの写真とメニューバーが黒い。
    デスクトップの写真はいいとして、メニューバーを黒くする方法は、
    以下に書かれているアプリを入れれば対応出来そう。

00:44:13頃
    ここでリズベットMBPの修理でGeniusBar登場。
    スウェーデンにあるAppleStoreで撮影したのだろうか。
 [2012/06/29追記]
    よくよく見ると、'GeniusBar'でなく、'MAC JESUS'になってる。
    完全にパロディーですね。

01:20:08頃
    MBP画面にターミナル登場。
    設定はHomeBrew(背面が黒&フォントカラー緑)で、
    リズベットの黒イメージに沿ったものとなっている。

    まぁターミナルやDos窓系のコマンドラインツールは、背面黒に限る。
    目も疲れにくいし。

    で、ハッキング能力にも長けた彼女が、
    どれだけ高度なコマンド打ち込んでいるかと思いきや、
   既にスウェーデン警察のDBサーバにハッキングした後で、
    SQLのSELECTコマンドをコツコツ作っている状況。

    SELECT DISTINCTや、JOIN、SUBSTRなど、
    まぁお馴染みのSQL文をぼやけた画面の中から
    辛うじて読み取ることができるが、
    その中に'mysql'の文字と、DB接続に使用するuseコマンドが。

    恐らく、ローカルMBP内にDBを構築して、SELECT文を叩いても、
    それなりの結果が返ってくるように細工しているものと思われる。

    細かいところまでしっかり手を込めつつも、
    オープンソースのMYSQLを使ってる辺りに、
    涙ぐましいコスト削減の跡が見て取れる…と思うのは完全に職業病か。

01:25:42
    FirefoxとCover Flow表示フォルダがある中に、
まさかのX11登場。
    表計算ソフトに用いているようだが、
    素直にNumberやexcel for macを使わないギークっぷりには、
    正直かなり痺れる。
    ハリウッドの美術担当の芸当は本当に細かいわ。

    ちなみにX11とは、CUIのUNIXをGUIで使う際に使用するアプリケーション。
    さすがにちょっとググってみただけでは、
    leopard以降のMacでX11の使用方法をレポートしている人が見当たらない。
    かくいう拙者も全く使用した経験が全く無いので、
    今後のブログ題材にしてみるか。
    
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とまぁ、メニューバーとターミナルを黒にすれば、
リズベット風MBPになることが判明。

主人公の男ミカエルのMBPも気になる点が色々あったので、続きは後日。

2012年6月23日土曜日

イケてない標準出力の応急処置

Linuxサーバへのアクセスに、WindowsだとTeraTerm、
Macだとターミナルを使う機会が多い拙者だが、
他人が作成したモジュールやシェルをコマンドライン実行した際、
イケてない標準出力に遭遇する場合が稀にある。
最近物忘れが激しいので、個人的によくやる対応方法をメモ。

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・標準出力をファイルに書き出したい
    ⇒コマンドの末尾に' > [ファイル名] 'または、' >> [ファイル名] 'でリダイレクト。

・標準出力が邪魔
    ⇒コマンドの末尾に' > /dev/null 'を追加して、捨てる。

・標準エラー出力も邪魔
    ⇒コマンドの末尾に' > /dev/null 2>&1 'を追加して、捨てる。

・標準出力を表示させつつ、ファイルに書き出したい
    ⇒コマンドの末尾に' | tee -a [ファイル名] 'を追加。
        ※-aを付けておくと、ファイルの末尾に追記。

・標準出力が文字化けしてる
    ⇒コマンドの末尾に' | nkf [-オプション] 'を追加して文字コード変換。

・標準出力の改行が多すぎ
    ⇒コマンドの末尾に' | xargs echo -n 'を追加して、改行を削除。

・特定の文字が入った行を非表示
    ⇒コマンドの末尾に' | grep -v [特定の文字] 'を追加。

・特定の文字を非表示
    ⇒コマンドの末尾に' | sed -e s/[削除したい文字]//g 'を追加。

・標準出力に'/'が入っててうまく動かないんだけど…
    ⇒区切り文字を他の記号に変える。例えば' | sed -e s@[削除したい文字]@@g '
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パイプラインは、複数の組み合わせもOK。
これで、大体何とかなるかな…

macのオススメ.bash_profile設定

RHELなどのLinuxサーバで良く使うコマンドに、llコマンドがある。

ターミナル使いとしては使用頻度が非常に高いコマンドだが、
UNIXベースであるmacでは使えず、通常'ls -l'と打ち込む必要があり、
コレが意外に面倒。。。

ということで、${home}配下に、.bash_profileを作成し、
その中に、aliasを書き込む事に。
※デフォルトでは配置されてないので、初回は手動で新規作成

これで、ログイン直後に、コマンドが自動実行されるので、
llコマンドが使える。

ついでに、llコマンド以外にあると便利なモノをネット拾得したので、入れておく。

以下、拙者の~/bash_profileの設定内容。
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alias ll='ls -al'     # llコマンド(隠しファイルも見たいので、-aも追加)
alias h='history'  # historyコマンドの省略

# 以下は、ディレクトリやファイルの種類によって色分けする為の設定
# ターミナル画面は黒&スケルトンだと見やすい設定
export CLICOLOR=1 
export LSCOLORS=DxGxcxdxCxegedabagacad
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これで、かなり快適に。